2010年3月17日水曜日

速報[3月17日④]~これから入荷・発売する本

 
328585 『清嘉咸同三朝平定農民起義奏稿手札(全2冊)』
    全国図書館文献縮微複製中心 2010年3月刊 予価47,250円
 本書は、清代嘉慶・咸豊・同治の各地の地方政府などの農民蜂起の鎮圧に関係する密奏15種(附1種)を影印収録しており、いずれも清代農民起義研究の貴重な一次資料である。その内容は、主に以下の5つの面にわたる。...(続き)

328586 『清光緒経営新疆会議折奏(全2冊)』
    全国図書館文献縮微複製中心 2010年3月刊 予価42,000円
 清光緒10年(1884年)の新疆省の設立に伴い、新疆を統治・管理する戸部陝西司、甘粛と新疆の巡撫・布政使、陝甘総督、伊犁将軍などの高官は、定期的に合同会議を行い、新疆の各府県の設立、城堡の修復、義塾の開設などの課題の解決の方策を討議し、皇帝に上書する奏章の内容を決める。本書は、このような会議でまとめられた折奏2種を影印収録する。その内容は、...(続き)

328587 『清道光光緒各省原奏折片存稿(全2冊)』
    全国図書館文献縮微複製中心 2010年3月刊 予価36,750円
 本書は、清道光元年(1821年)、光緒9年(1883年)、光緒23年(1897年)から28年(1902年)までに直隷総督方受疇、両広総督阮元、湖広総督、両江総督、雲南総督、江南河道総督、湖北・江蘇・安徽・福建などの巡撫及び北洋大臣が上書した数百件の奏疏を影印収録する。いずれもオリジナルの原品であり、晩清における各省の政治・経済・軍事・文化の実態をリアルに反映しており、史料価値が高い。これらの奏折の内容は、...(続き)

328588 『清台湾奏稿三種』
    全国図書館文献縮微複製中心 2010年3月刊 予価18,375円
 本書は、清道光12年(1832年)から14年(1834年)までに閩浙総督程祖洛・巡撫魏元烺・欽差大臣福州将軍瑚松額などが上書した台湾嘉義で起きた叛乱及びその平定に関する密奏と光緒21年(1895年)の馬関条約調印後の台湾政情についての奏疏3種類を影印収録する。何れもオリジナルの档案資料であり、清代後期における台湾の社会政治・経済・軍事・民情、道光年間の反清起義、馬関条約調印後の台湾の動態などの研究にとってこの上ない貴重な資料である。...(続き)

328589 『清四朝河道治理奏稿(全3冊)』
    全国図書館文献縮微複製中心 2010年3月刊 予価54,600円
 清朝廷は、主要な河川の水害の予防や水利工事の建設を極めて重視し、水害や水利に関係する史料が大量に残されている。本書は、嘉慶・咸豊・同治・光緒年間の山東巡撫・河南巡撫・直隷総督・河東河道総督・軍機大臣など各地方の高官や工部が、黄河・永定河・滹沱河・子牙河・天津東淀河の水害や治水について上書した奏疏10種を影印収録し、清代における河川水路の変遷、水害の実情及び清代の治水理念・治水機構・治水官員・治水措置などの研究に貴重な一次資料を提供する。...(続き)

328624 『和坤詩集(1函3冊)』
    楊璐校点整理 線装書局 2010年1月刊 27,300円
 嘉慶4年(1799年)、嘉慶帝に自決を命じられた時の軍機大臣和坤は、中国封建王朝史上の著名な「貪官」(汚職官吏)であるが、優れた文才の持ち主でもあり、その詩歌は、「風格典雅」「寓以哲理」「知識淵博」と高く評価されている。嘉慶16年(1811年)に刊行された和氏一族の詩集《英額和氏詩集》の中、《嘉楽堂詩集》の名目で和坤の詩作を収録している。本書は、この200年間に刊行された中で最も本格的な和坤詩集の校点整理版である。第3冊は、《嘉楽堂詩集》を影印収録するほか、《清史稿・和坤伝》をも掲載。...(続き)

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