2010年3月29日月曜日

3月27日の新着和書~『華麗島の辺縁 陳黎詩集』『中国王朝の起源を探る』他

 
「NHK新漢詩紀行ガイド 1」
    石川忠久監修 日本放送出版協会 630円

「漢詩をよむ 漢詩の来た道(宋代前期)」
    宇野直人著 日本放送出版協会 800円

「改訂版 中国語検定対策3級・4級 リスニング編」
    郭春貴著 白帝社 2,520円

「華麗島の辺縁 陳黎詩集」
    陳黎著 上田哲二編訳 思潮社 3,360円
  *台湾東岸の植民都市花蓮に自らを定め、クレオール的状況のただなかで、漢字による詩の可能性の極限に挑む。怒涛のごとく読者の胸元に撃ち込まれる連呼する言葉の塊―初めての邦訳選詩集。

「近代日本の植民地統治における国籍と戸籍 満洲・朝鮮・台湾」
    遠藤正敬著 明石書店 7,140円

「血縁関係・老人・女性 中国古代「家族」の周辺」
    柴田昇編著 名古屋中国古代史研究会 1,300円

「心にとどく漢詩百人一首」
    渡部英喜著 亜紀書房  2,310円

「小さなウサギ」
    駱英著 松浦恒雄訳 思潮社 2,520円
  *21世紀の死の状況を尋ねて、詩人は遍歴の旅に出る 人間の生存の行き着く先を都市文化の行き着く先に見出しその根源を問いただす、激越なる散文詩10篇。 逆開きでは中国語原版を収録。眼に飛び込む、横書きの漢字のみで構成された紙面が新鮮な表情を湛えている。

「戦前期アジア間競争と日本の工業化 インド・中国・日本の蚕糸絹業」
    金子晋右著 論創社 3,150円

「太極拳の源流を求めて 十三勢套路の発見」
    陳崢著 二玄社  1,995円

「体制移行の政治経済学 なぜ社会主義国は資本主義に向かって脱走するのか」
    中兼和津次著 名古屋大学出版会 3,360円

「地域統合 ヨーロッパの経験と東アジア」
    清水耕一編著 大学教育出版 2,940円

「中韓国交正常化と東アジア国際政治の変容」
    金淑賢著 明石書店 6,090円

「中国王朝の起源を探る 世界史リブレット 95」
    竹内康浩著 山川出版社 765円
  *新石器時代から「夏」、殷、周という初期王朝時代の特徴について、考古学的な発見や文献資料から現在知りうる情報を整理する。文献の空白を考古学で補うという従来の方法ではなく、全体の枠組みそのものを考古学的な新発見から問い直そうとする1冊。

「中国民商法の比較法的考察 契約法,会社法,信託法,投資関係法の国際的位相」
    瀬々敦子著 晃洋書房 3,150円

「途上国石油産業の政治経済分析」
    坂口安紀編 岩波書店 4,620円

「日中新法制度下のビジネス再構築 決定版 IFRS、移転価格税制、J-SOX対応 日中会計・税務、人事・労務、外貨管理」
    池田博義著 大蔵財務協会 3,600円

「日本政治思想史 十七~十九世紀」
    渡辺浩著 東京大学出版会 3,780円

「日本文明圏の覚醒」
    古田博司著 筑摩書房 2,625円

「ニューエクスプレス上海語」
    榎本英雄、范ギョウ 著 白水社 2,940円

「北東アジアにおける経済連携の進展」
    大津定美、韓福相、横田高明 編著 日本評論社 4,410円

「ホームレス留学生」
    張国海著 風詠社 1,260円

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