2010年10月15日金曜日
10月14日の新着和書~『初めて台湾語をパソコンに喋らせた男』『史記』他
「初めて台湾語をパソコンに喋らせた男 母語を蘇らせる物語」
田村志津枝著 現代書館 2,100円
*戦前は日本語を戦後は北京語を公用語として強制された台湾人。それを習得出来たのは高学歴の人である。大衆の母語は台湾語である。しかし、書き言葉は存在しない。そこで台湾人のアロン氏がコンピューターを駆使して台湾語の辞書の制作に乗り出す。
「近代の千葉と中国留学生たち」
見城悌二著 千葉日報社 800円
「我的日本語 The World in Japanese 筑摩選書」
リービ英雄著 筑摩書房 1,575円
「荘子と遊ぶ 禅的思考の源流へ筑摩選書」
玄侑宗久著 筑摩書房 1,680円
「史記 平凡社ライブラリー」
一海知義著 平凡社 1,260円
*中国文学の第一人者が読み解く、司馬遷『史記』の世界。前漢の時代背景、司馬遷の生涯、成り立ちの経緯から、「項羽と虞美人」「李広と李陵」「伍子胥と白公勝」など、全百三十巻より、八か所の読みどころを精選、原文・読み下し・訳と解説、さらに独自の視点を通してその普遍的な魅力に迫る。また小説「李陵」を増補し、半世紀を超える著者の“史記史”をあとがきで述懐。究極の史書から学ぶ、人間と歴史の真実。
「中国で儲ける 大陸で稼ぐ日本人起業家たちに学べ」
田中奈美著 新潮社 1,470円
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