2010年10月25日月曜日

『三國志研究 第五号』 ~本邦唯一の「三国志」専門学術誌

 
『三國志研究 第五号』
  三国志学会 2010年09月 2,100円

文学・歴史の枠を超えて、広く「三国志」の研究・普及を目指して2006年に設立された三国志学会。同学会が年1回発行する機関誌の、第5号が入荷しました。

《 目 次 》

【講演】
 身を焼く曹植  川合康三
【論考】
 蜀漢政権における権力構造の再検討  並木淳哉
 韋昭「博エキ論」と儒教的理念  髙橋康浩
 孫呉滅亡後の三呉――西晋の三呉支配  島田 悠
 「漢兒」なる張飛――金末の張飛人気と「燕人」の来源  上原究一
 青龍刀と赤兎馬――関羽像の「完成」過程  竹内真彦
 黄正甫刊『三国志伝』三考  中川 諭
 余象斗本『三国志演義』評語小考  後藤裕也
 川劇三国戯「上方谷」をめぐって  田村彩子
 『太平記鈔』における三国志の受容
  ――『太平記賢愚鈔』との比較を始点として  藤巻尚子
 現代日本における三国要素の変容と浸透
  ――アクセス集計を事例に  清岡美津夫
【文献目録】
 関帝信仰研究文献目録【和文編】  朝山明彦
【資料整理】
 余象斗本『三国志演義』評語翻刻  後藤裕也
【翻訳】
 周澤雄著「文和乱武」
  ――詐欺師的策謀家から有徳の大臣へ  増田真意子
【雑纂】
 三国志迷いの旅(四)――安徽・江蘇の旅  前川貫治

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