2012年11月20日火曜日

速報[11月20日①]~これから入荷・発売する本


359642 『傅惜華蔵古典戯曲曲譜身段譜叢刊(附提要)(全100冊)』
    王文章主編 学苑出版社 2012年12月刊 予価1,260,000円
 本書は、著名な古典文献研究家傅惜華(1907-1970)が収蔵した古典戯曲の曲譜類図書189種及び身段譜類図書や彩色絵本82種を、戯曲曲譜と戯曲身段(役者の舞台での動作、しぐさ)譜の二部分に分類して影印収録する。これらの台本は、殆どが工尺譜で表記され、詳細な舞台提示も付している。条目釈文部分は、書名項(書名・巻数・刷り部数・附録)、著者項、版本項(刊刻年代・抄写年代・版本類別)、稽核項(冊数・附図・行款・板式・書口・板框サイズ・頁心サイズ)、附註項(批校題跋者・蔵書印章・補充説明)から構成される。

369978 『傅惜華蔵古典戯曲曲譜身段譜叢刊提要』
    王文章主編 学苑出版社 2012年12月刊 予価15,960円
 《傅惜華蔵古典戯曲曲譜身段譜叢刊》は、著名な古典文献研究家傅惜華(1907-1970)が収蔵した古典戯曲の曲譜類図書189種及び身段譜類図書や彩色絵本82種を、戯曲曲譜と戯曲身段(役者の舞台での動作、しぐさ)譜の二部分に分類して影印収録する古典戯曲の曲譜や身段譜についての集大成的な資料集である。本書は、提要の形式を用い、《傅惜華蔵古典戯曲曲譜身段譜叢刊》の内容を詳細に紹介する。

369986 『韓国鈞朋僚函札史料選編』
    江蘇省档案局編 江蘇人民出版社 2012年3月刊 5,250円
 ……(略)……本書は、韓国鈞が康有為・梁啓超・馮国璋・熊希齢・張謇・黄炎培・史量才・陶行知・呂鳳子など700余人の有名人と交わした3,500余件の書信を収録する。これらの書信の年代は1913年8月から1937年8月までの24年間にわたり、内容は当時の政治・軍事・経済・実業・財政・賦税・教育・水利・芸文・宗教などの広範囲に及び、史料価値が高い。

370029 『法律大辞書(上下)』
    鄭兢毅、彭時 編著 商務印書館 2012年9月刊 12,600円
370030 『法律大辞書補編』
    鄭兢毅、彭時 編著 商務印書館 2012年10月刊 4,095円
 民国25年(1936年)、上海商務印書館により刊行された《法律大辞書》及びその補編は、多くの歴史写真を配し、14,000余の法律や法律史関係の語彙を収録する中型法律辞典として、現代中国の法律研究に寄与した。今回の再版にあたり、原書の製版ミスを訂正し、異体字・通假字に注釈を加えるほか、漢語拼音順の条目索引も付し、使いやすくした。

370035 『仏祖統紀校注(全3冊)』
    [宋]志磐撰/釈道法校注 上海古籍出版社 2012年10月刊 7,770円
 南宋の天台宗の高僧志磐が著述した《仏祖統紀》は、紀伝体と編年体の体裁を融合し、仏教とりわけ天台宗の教義に沿って、仏教の制度や歴代の仏教の盛衰に関する史実を大量に記述し、全面的に仏教の歴史観がうかがえる中国仏教史上において画期的な典籍である。本書は、《仏祖統紀》の新しい校注本。

370037 『一切経音義三種校本合刊(全4冊)』
    徐時儀校注 上海古籍出版社 2012年8月刊 27,636円
 中国の仏経は殆どが梵語から翻訳されたものであるため、大量の外来語や新語が使われおり、これらの語彙の語義・発音・語法関係などを探究する佛教音義学の著述は、南北朝以降、数多く刊行された。その中、唐貞観時期の高僧の《大唐衆経音義》、唐貞元・元和時期の高僧慧琳の《一切経音義》、遼代高僧希麟の《一切経音義》は、様々な漢訳仏経及び字書・韻書などから集めた語彙に析字・辨音・釈義を加える佛教音義学の代表作と位置付けられている。本書は、この3種の《一切経音義》の校正本である。筆画索引と四角号碼索引を付しており、検索しやすい。