2012年11月30日金曜日

11月29日の新着和書~『微博の衝撃』『路(ルウ)』他


「アホウドリと「帝国」日本の拡大:南洋の島々への進出から侵略へ」
    平岡昭利著 明石書店 6,300円

「微博の衝撃:中国を変えた最強メディア」
    李小牧、蔡成平 著 阪急コミュニケーションズ 1,575円
  *俳優やAV女優、日本の財界人から世界のトップ企業までもがアカウントを開設し、新たなマーケティング・ツールとして世界的な注目を集める微博。中国人の「本音」が溢れるこのメディアは、揺れ動く中国社会を映し出し、言論統制のあるこの国で巨大な論壇となった。「微博革命」の期待も高まるが、果たして―。歌舞伎町案内人と新浪東京特派員が描き出す、中国最強のメディア「微博」の真実。

「外交プロに学ぶ修羅場の交渉術 /新潮新書」
    伊奈久喜著 新潮社 714円

「語られなかった戦後日本外交」
    池井優著 慶應義塾大学出版会 2,625円

「関西弁超訳論語:関西弁で深く読み解く孔子の思想」
    孔子と弟子たち 語り/八田真太 超訳・解説 アールズ出版 1,470円

「源氏物語と唐代伝奇」
    日向一雅編 青簡舎 2,940円

「現代思想 vol.40-17(2012年12月号):特集 尖閣・竹島・北方領土 アジアの地図の描き方」
    青土社 1,300円
  *東アジア全域で高まるナショナリズム-反日-という問題も視野に入れつつ、領土問題を発展的に解決・解消していくことは可能だろうか。<辺境>して利用されてきた島々の、国家には回収されない<共有>の歴史と現在を見つめ、その連なりからもう一つの東アジア像を析出したい。執筆者予定*【インタビュー】豊下楢彦【論考】酒井直樹/劉傑/王智明/野中大樹/子安宣邦/玄武岩/テッサ・モーリス‐スズキ/田村将人/丸川哲史/賀照田・・・他多数

「チャイナ・インベイジョン:中国日本侵蝕」
    柴田哲孝著 講談社 1,680円

「中国に立ち向かう覚悟」
    櫻井よしこ著 小学館 1,575円

「「中国の終わり」のはじまり」
    黄文雄、石平 著 徳間書店 1,050円

「中国のプロをめざせ! 中国&中国語」
    山内文裕著 青山ライフ出版 1,365円

「中国語特許明細書を読む。書く。 技術系の中国語学習書 日中特許翻訳仕様」
    雙田飛鳥、安秋順、沈海泊 著 アイ・エル・エス出版 6,300円

「徹底予測 中国ビジネス 2013」
    日経BP社 980円

「杜甫詩注 第1冊:総序、書生の歌 上」
    吉川幸次郎著/興膳宏編 筑摩書房 10,500円

「ひとつのアジア共同体を目指して」
    金泰旭、金聖哲 編著 御茶の水書房 4,620円

「傅山書法拓本撰集」
    今川鴎洞 主編著 日本傅山研究会 2,415円

「北東アジア学への道 北東アジア学創成シリーズ 第1巻」
    宇野重昭著 国際書院 4,830円

「路(ルウ)」
    吉田修一著 文藝春秋 1,733円
  *台湾新幹線の着工から開業までの巨大プロジェクトに、商社員や整備士、湾生の老人など、個人のドラマを重ねて描いた著者の渾身作。