312875 『南華真経旁注』
西泠印社出版社 2008年7月刊 84,000円
戦国早期の思想家荘子及びその弟子達により著述された《荘子》は、内容が「治平之道、進退之術、王侯将相、販夫走卒、鯤鵬魚蝶、攸忽草木、上天下地、無所不渉」で、思想が「深邃独特、奥妙難言」で、文風が「汪洋恣肆、波譎雲詭、嬉笑怒罵、予奪自如」であるため、中国の思想や文化に極めて大きな影響を与えた先秦時代の最も重要な典籍の一つと位置づけられている。742年(唐天宝元年)、唐玄宗が荘子に「南華真人」の称号を授けたことにより、...(続き)
313332 『第一批国家珍貴古籍名録図録(全8冊)』
中国国家図書館・中国国家古籍保護中心編著 国家図書館出版社 2008年12月刊 84,000円
本書は、2008年3月1日、国務院により頒布された「第一批国家珍貴古籍名録」に基づき、「図録」(書籍写真)の形式で漢文古籍2,282点・少数民族文字の古籍110点の稀覯本を紹介する。
311818 『清水江文書(第2輯)(全10冊)』
広西師範大学出版社 2009年3月刊 予価315,000円
近年、貴州省東南部の清水江流域で発見された、主に清代中期から民国時代までの山林契約、訴訟文書、納税憑証(納税証明書)、借余帳欠(借金関係の書類)など約2万件の民間文書は、社会学、経済学、民俗学、人類学の貴重な一次資料として学界の注目を浴びている。本輯は、その中の一部を、人為的な分類をせず元の形式のままに収録する。
313271 『古文辞通義』
王葆心著 武漢大学出版社 2008年11月刊 9,450円
本書は、古代散文に関する文学理論を紹介する専門著作であり、6つの「篇」から成る。「解蔽篇」は古代散文の創作によく見られた誤り及びその訂正の方法を、「究指篇」は古文創作の「宜定」「宜求」「宜行」の理念を、「識途篇」は古文の「読法」「講法」「作法」「格法」、文家の「性質の対照」、創作の「経歴の境界」を「総述篇」は「三種統系説」及び創作の主体・角度・時代・地域文化の視座から古文の発展の歴史を、「関係篇」は古文創作の「難」「易」論・三種の題材の研究法・様々な文体の創作方法を、「義例篇」は古文創作の引書・称謂・標題及び別集や総集の編集方法を、それぞれ論述する。《武漢大学百年名典》シリーズの1点。
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