『社会保障対中国城鎮居民消費和儲蓄行為影響研究』張継海 中国社会科学出版社 2008年05月 1,470円
中国の社会保障と、都市住民の消費・貯蓄行動の関係を、計量経済学の手法により実証的に分析する。筆者は、社会保障の充実と適正な富の再分配こそが、市民の貯蓄を消費へと誘導し、結果的に内需主導の経済発展に繋がると主張している。
先日、アメリカのオバマ新大統領から中国が「為替操作国」であるとの非難が飛び出たが、外需一辺倒の産業構造から脱却し、中国経済の安定成長をはかるうえでも、貴重な国内提言となっている。
《 目 次 》
序
第1章 影響城鎮居民消費和儲蓄行為的中国社会保障制度変遷分析
第2章 社会保障影響居民消費和儲蓄行為的理論分析框架和作用機制
第3章 社会保障与居民預防性儲蓄和消費者福利
第4章 社会保障影響中国城鎮居民消費和儲蓄行為的截面数拠分析
第5章 社会保障影響中国城鎮居民消費和儲蓄行為的収入分配効応
第6章 研究結論与政策建議
参考文献
後記
0 件のコメント:
コメントを投稿