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313538 『古本三国志通俗演義(明刊孤本)(全3冊)』
学苑出版社 2009年6月刊 予価75,600円
2007年に新しく発見された本書は、《中国通俗小説書目》など如何なる著述にも記載されていない明崇禎年間に刊行された明版《三国志》の孤本であり、版本的価値が極めて高い。晩明における著名な版画彫師劉玉明の作品である116幅の挿絵を付しており、目録や闕里部分の記載は、《三国志》の版本源流の考証に重要な参考価値を有する。
313539 『古本《三国演義》版画全図』
学苑出版社 2009年6月刊 予価67,200円
《三国》版画挿絵の研究は、中国古籍挿絵史や中国版画史研究の重要な一角を占めている。本書は、《新刊通俗演義三国志史伝》《新鍥音釈評林演義和相三国志史伝》《新刻京本補遺通俗演義三国志伝》《古本三国志演義》《李卓吾先生批評三国志真本》《李卓吾先生批評三国志》など約40種の《三国》の版画挿絵を収録する図集である。
313537 『明代版画図録(線装3函12冊)』
学苑出版社 2009年2月刊 予価136,500円
明代は、建安・金陵・武林の三大流派及び彩色套印術が生まれ、呉興・蘇州・北京などの版画制作中心地などが形成された中国古代版画の最も繁盛した時代であるが、当時の版画作品が様々な典籍や資料集に散在しているため、研究に不便をもたらしていた。本書は、多くの初公刊のものを含む800余種の明代版画を収録する集大成的な明代版画集である。巻頭に付された「明代版画述考」は、明代版画研究の力作。
313540 『中国北京皇城写真全図(全3冊,散頁盒装)』
学苑出版社 2009年10月刊 予価117,600円
1926年に刊行された本書は、スウェーデンの美術史家・哲学者オズワルト・シレン(Osvald Siren)が撮影した北京紫禁城・庭園・王府などの写真274幅を収載する。礼王府・鄭王府・七爺府・香山女子学校及び円明園の大水法・西洋式の拱門・彫花石柱・奇石など現存していない建築が含まれているため、園林芸術の研究や古建築の修復に参考価値が高い。本版は、原書の英語の序文を中国語に翻訳し、原書のいくつかの誤りを訂正。
313543 『張之洞全集(全12冊)』
武漢出版社 2009年1月刊 予価117,600円
張之洞(1837-1909)は、中国近代史に大きな足跡を残した晩清の著名な政治家・教育家・軍事家・学者である。北平文化斎1928年刊本《張之襄公全集》を底本とし、《張之襄公四稿》《広雅堂集》などを参照して編纂された本書は、奏議・電奏・家書・《勧学篇》・《読経札記》・詩集など15の項目に分けて、張之洞が直接に関わった文献や著述16,000余篇を収録する。その中、...(続き)
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