2012年10月5日金曜日
速報[10月5日①]~これから入荷・発売する本
367853 『元代史書1(全22冊)』
黄山書社 2012年9月刊 315,000円
元代13朝の《実録》や大量の関係档案資料は、元末の動乱期に失われてしまったので、明代初頭、大学者宋濂や王禕の主宰で編纂された《元史》は、元代歴史研究に欠かせない基本史料となっている。しかし、準備が整っていないうち編修が始まったため、《元史》には少なからず誤りや不備が見られる。明代後期、《元史》に考証・勘誤・校正・補足を加える著述が数多く刊行され、《元史》研究は、次第に一つの専門的な学術分野となりつつあった。清代中葉になると、銭大昕の《元史氏族表》と《元史芸文志》、江輝祖の《元史本証》、邵遠平の《元史類編》、魏源の《元史新編》、屠寄の《蒙兀児史記》、柯紹忞の《新元史》などが次々と刊行され、《元史》研究はその最盛期を迎えた。《元代史書》は、《元代史料叢刊初編》シリーズの1点として、上述のものを含む元代歴史研究の著述を網羅的に収録する。本巻は、《元史》(明・宋濂等)、《重訂契丹国志》(宋・葉隆礼)、《西夏事略》(宋・王偁)、《西夏紀事本末》(清・張鑑)などで構成される。
367854 『元代史書2(全20冊)』
黄山書社 2012年9月刊 315,000円
……(略)……本巻は、《重訂大金国志》(宋・宇文懋昭)、《西夏事略》(宋・王偁)、《西夏紀事本末》(清・張鑑)、《西夏書事(四庫全書本)》(清・呉広成)、《旧鈔書西夏書列伝(四庫全書本)》(清・周春)、《元聖武親征録》(清・何秋濤校正、王国維校注)、《蒙韃備録》(宋・孟拱撰、清・曹元忠校注)、《国韃事略》(宋・彭大雅撰・徐霆疏証)、《平宋録》(元・劉敏中撰)、《銭塘遺事(武林掌故叢書本)》(元・劉一清撰)、《宋元資治通鑑》《欽定遼金元三史国語解》(明・王宗沐)などで構成される。
367855 『元代史書3(全19冊)』
黄山書社 2012年9月刊 299,250円
……(略)……本巻は、《元史節要》(明・張九韶輯)、《元史闡幽》(明・許浩撰)、《元史続編》(明・胡粋中撰)、《元史弼違》(明・周復俊撰)、《元史類編》(清・邵遠平撰)、《元史新論》(清・魏源撰)などで構成される。
367856 『元代史書4(全22冊)』
黄山書社 2012年9月刊 315,000円
……(略)……本巻は、《元書》(清・曾廉撰)と《新元史》(清・柯紹忞撰)で構成される。
367857 『元代史書5(全22冊)』
黄山書社 2012年9月刊 315,000円
……(略)……本巻は、《蒙兀児史記》(清・屠寄撰)、《元史本証》(清・江輝祖撰、汪継培補)、《元史氏族表》(清・銭大昕撰)、《元史紀事本末》(明・陳邦瞻撰、臧懋循補、張溥論正)、《至正直記》(元・孔斉著)、《元朝典故編年考》(清・孫承沢撰)、《蒙古通鑑長編》(清・王先謙撰)、《宋遼金元朔閠考》(清・銭大昕撰)、《国初群雄事略》(清・銭謙益撰)、《北巡私記》(元・劉佶撰)、《元行省丞相平章政事年表》(清・呉廷燮撰)、《庚申君遺事》(清・万斯同輯)、《元季伏莽志》(清・周昂撰)、《庚申外史》(明・権衡撰)、《元分封諸王世表》《元西域三藩年表》(清・黄大華撰)、《元代征倭記》(清・石栄暲撰)、《保越録》(佚名)、《至元征緬録》(佚名)、《補元史芸文志》(清・銭大昕撰)、《招捕総録》(佚名)などで構成される。
367858 『元代政書(全18冊)』
黄山書社 2012年9月刊 283,500円
本書は、《元代史料叢刊初編》シリーズの1点であり、《大元聖政国朝典事》(元刊本)、《沈刻元典章校補》《元典章校補釈例》(陳垣撰)、《通制条格》(元・拝柱等簒修)、《憲台通記》(元刊本)、《永楽大典》(一部、元刊本)、《至正条格》(韓国蔵残本)、《太平金鏡策》(元・趙天麟撰)、《南台備要》(元・劉孟琛撰)、《廟学典礼》(元刊本)、《為政忠告》(元・張養浩撰)、《為政善報事類》(元・葉留撰、陳相注)、《経世大典・礼典總序》、《経世大典・政典總序》、《国朝文類》(元刊本)、《吏学指南》(元・徐元瑞撰)、《秘書監志》(元・王士点、商企翁撰)、《大元官制雑記》(佚名)などを収録する。