2012年10月4日木曜日

[催事情報]【緊急トークライブ】中国・反日デモにどう向き合うか!? ―領土・国家・ナショナリズムと市民社会―(10/9)

 
【催事情報】
小社に寄せられた、中国関係のイベント・シンポジウムなどの情報をご紹介いたします。最新の情報はコチラでご確認ください。

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【緊急トークライブ】中国・反日デモにどう向き合うか!?
  ―領土・国家・ナショナリズムと市民社会―


2012年9月、沖縄県の尖閣諸島を日本政府が国有化したことをきっかけに、中国では反日デモの嵐が吹き荒れています。日系企業や日本食レストランもデモ隊に襲われる中で、日中の政府・民間の交流事業も次々と中止になりました。
日本のマスメディアは反日デモを大きく報じていますが、日中の対立を煽り、誤った中国社会認識を垂れ流すだけの報道もたくさんあります。反日デモが起こるたびに繰り返されるこうした構図の中で、私たち市民にとって中国の人びとの本音や社会背景はなかなか見えてきません。それどころか、今回の反日デモに対し日本の市民社会はどのように受け止めればいいか、多くの人たちが思考停止状態に陥っているのではないでしょうか?
2012年に国交正常化40周年を迎えた日本と中国。両国間の歴史やそれぞれの歴史認識を改めて問い直し、人々とつながる回路を見出すために、気鋭の若手研究者お二人をお招きし、緊急トークライブを開催します。ぜひご参加ください。

▼日時:10月9日(火) 19:00-21:00(18:30開場)
▼会場:連合会館(旧総評会館)201会議室
  〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台3-2-11
  TEL:03-3253-1771(代)/FAX:03-3253-1765
  URL:http://rengokaikan.jp/access/index.html
▼参加費:一般:500円/PARC会員、大竹財団会員、学生:無料
  ※予約優先
  ※学生は学生証をご提示ください
  >>> [参加申込みフォーム]
▼ゲスト:
 ・丸川哲史(明治大学政治経済学部・教養デザイン研究科教授)
  1963年生まれ。明治大学政治経済学部・教養デザイン研究科教授。専門は台湾文学と東アジア文化論。映画評論、文芸評論の分野でも活躍。著書に『台湾ナショナリズム ― 東アジア近代のアポリア』(講談社選書メチエ)、『ポスト〈改革 開放〉の中国 ― 新たな段階に突入した中国社会・経済』(作品社)、『魯迅と毛沢東』(以文社)、訳書として『脱帝国―方法としてのアジア』(陳光興著)、他 多数。
 ・劉 傑(早稲田大学社会科学部・社会科学総合学術院教授)
  1962年生まれ。早稲田大学社会科学部・社会科学総合学術院教授,大学院アジア太平洋研究科教授(兼担)。専門は近代日本政治外交史、近代日中関係史、現代日中関係論、現代中国論等。特に、日中間に横たわる歴史認識問題とその背景の研究を行なう。著書に『日中戦争下の外交』(吉川弘文館)、『中国人の歴史観』(文藝春秋 文春新書)、『いま《アジア》をどう語るか』(共著・弦書房)、)『国境を越える歴史認識―日中対話の試み』(共編著・東京大学出版会)他多数。
▼共催:アジア太平洋資料センター(PARC)、財団法人大竹財団
▼お申込み・お問合せ:アジア太平洋資料センター(PARC)
  〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町1-7-11 東洋ビル3F
  TEL:03-5209-3455/FAX:03-5209-3453
  E-mail:office@parc-jp.org
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