『明清文学中的呉語詞研究』褚半農著 上海辞書出版社 2008年10月刊 2,058円
《《金瓶梅》中的上海方言研究》（上海古籍出版社 2005年）、《上海西南方言詞典》（上海人民出版社 2006年）の著者による新著。「呉語詞研究」と「呉語詞例釈」の二部で構成。前半部分「呉語詞研究」には「従径改之処看相応的呉語詞」「《金瓶梅詞話》呉語動詞続解」など関係論文十三篇を収録。本書の半分以上の紙数を占める「呉語詞例釈」は《明清呉語詞典》（上海辞書出版社 2005年）も参考にしつつ、呉語詞典で収録されていないが呉語と判断した語句を約200頁にわたって多数採録。話本・小説・伝奇・弾詞・山歌・竹枝詞など、約100種類の明清文学作品から幅広く採集し、筆画順に収録する。巻末に呉語文献資料閲読、参考書目を付す。
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