2009年12月7日月曜日
『叢書中国的問題群 12』~中国の過去・現在・未来を見通す好評シリーズ最新作
『叢書 中国的問題群 12 グローバル中国への道程―外交150年』
川島真、毛利和子 編 岩波書店 2009年11月刊 2,520円
この150年の中国外交は、激動の国内政治と変貌する国際社会の狭間でどのように展開したのだろうか。「屈辱の百年」から「栄光」へと向かう近代と現代の中国外交について、各時代のキーワードを手掛かりに、大国中国の外交のありようを見通す。「中国人」とは誰のことか、「中国」のあるべき姿とは何か、「中国」の外交目標とは何か・・・これらをめぐる問題を、清朝から中華民国を経て中華人民共和国までの中国外交のダイナミックな変容過程とともに通底する連続性を描きながら考える。
《 目 次 》
はじめに
1. 中国近代外交史50年の捉え方と時期区分
2. 「中国」と主権重視外交
3. 戦勝国の果実と統治能力の限界
4. 革命と国民外交
5. 四大国への道程
6. 戦後構想と中華民国の遷台
7. 現代中国外交60年の時期区分
8. 毛沢東時期の外交
9. 改革開放期の外交
10. グローバリゼーションと「グローバル大国中国」
おわりに―誰もが中国を誤認する
⇒ 『叢書 中国的問題群』既刊分(6冊)
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿