2009年12月3日木曜日

速報[12月3日⑤]~これから入荷・発売する本

 
324797 『大儒大奏議』
    【明】邵宝輯抄 全国図書館文献縮微複製中心 2009年10月刊 21,000円
 《教育益聞録》は、1929年4月に天主教の聖教会団体により北平で創刊され、1934年12月に終刊となった宗教教育刊行物である。初期の論説・専載・学校条例・教育運動・益聞・附録・補白などのコラムから拡充された下記の5つの「部」で大量の「宗教純正教育」を提唱する報道・評論・論文などを掲載した。

324794 『少保胡端敏公奏議』
    【明】胡世寧撰 全国図書館文献縮微複製中心 2009年10月刊 21,000円
 明代政治家胡世寧(1469-1530,贈少保,謚号端敏)は、弘治年間、南京刑部主事として当時の政治の問題点や危険性を指摘する奏議を数多く呈上し、宦官や悪官吏の迫害にも屈服せず、流刑を受けたため、「南都四君子」として李承勲・魏校・余佑と併称された。嘉靖年間に兵部尚書・太子太保に任命され、辺境の守備や国防力の増強に大きな役割を果たした。嘉靖19年に編纂・刊行された《少保胡端敏公奏議》は、胡世寧のすべての奏議を網羅した明代中期の重要な文献資料である。本書は、《少保胡端敏公奏議》の完全影印本。

324792 『内閣奏題稿』
    【明】趙志皋撰 全国図書館文献縮微複製中心 2009年10月刊 21,000円
 趙志皋(1524-1601)は、明隆慶・万暦年間、国子監祭酒・吏部左侍郎・礼部尚書兼東閣大学士など内閣の要職を歴任した後、万暦4年に首輔(総理大臣)に抜擢され、「不植党,不怙権,臨下寛和」と賞賛された明代中期の重要な政治家である。万暦28年、趙志皋本人により編纂・刊行された《内閣奏題稿》は、趙志皋の奏議を多数収録する。本書は、《内閣奏題稿》の完全影印本。

324793 『南庾奏議(全2冊)』
    【明】呂維祺撰 全国図書館文献縮微複製中心 2009年10月刊 42,000円
 呂維祺(1587-1641)は、崇禎3年、首都北京へ運ぶ江南の食糧を確保する重要な役割を担う官職南京総督糧儲に任命され、崇禎6年、南京兵部尚書に抜擢され、崇禎14年(1641年)、洛陽の陥落で李自成農民軍に殺害された明末の高官であり、経学研究の著述《四徳堂文集》を残した。南京の食糧備蓄を意味する「南庾」に因んで編纂・刊行された《南庾奏議》は、...(続き)

324790 『稼門奏稿』
    【清】汪志伊撰 全国図書館文献縮微複製中心 2009年10月刊 21,000円
 汪志伊(1742-1818)は、乾隆37年に挙人として出世し、その後、山西霊石知県・鎮江知府・蘇松按察使・甘粛布政使・江蘇巡撫を歴任し、各地の治安維持・治水・災害救済などに多くの業績を収めたため、嘉慶年間、工部尚書・湖広総督・閩浙総督に任命された清代前期の著名な政治家である。清代鈔本《稼門奏稿》は、江蘇巡撫時代及び閩浙総督時代の汪志伊の奏稿を収録する。...(続き)

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