2009年12月28日月曜日

『遼上京地区出土的遼代碑刻彙輯』~遼代の漢文・契丹文字碑刻の拓本・釈文を併せて収録

 
『遼上京地区出土的遼代碑刻彙輯/中国社会科学院老年学者文庫』
  劉鳳翥、唐彩蘭、青格勒 編著 社会科学文献出版社 2009年08月 9,324円

1922年の興宗陵墓発掘以来80余年間に、遼上京の故地である内蒙古自治区巴林左旗より出土した、契丹大字・契丹小字・漢文の遼代碑刻の釈文を掲載する。その他地域より出土した遼の皇族・后族および建国の功臣・韓知古一族の関連碑刻を合わせ、全87篇を収める。契丹文字の釈文については、解読された部分については漢語訳を併記。「韓匡嗣與其家人三墓誌銘考釋」「遼《蕭興言墓誌》和《永寧郡公主墓誌》考釋」等、契丹文字解読に関する最新の研究論考9篇を収録するほか、「部分契丹原字音値的構擬」「已経釋読的契丹小字語詞」を附録に付す。碑刻の拓本88幅を巻頭に収録。縦組繁体字。
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