2009年12月21日月曜日

速報[12月21日①]~これから入荷・発売する本

 
325741 『図書館学季刊(全11冊)』
    中華図書館協会編著 国家図書館出版社 2009年10月刊 154,350円
 1926年、当時の中華図書館協会の会刊として創刊された《図書館学季刊》は、1937年の「七・七事変」により終刊に追い込まれるまでの11年間にわたって、11巻・42期が発行され、梁啓超・章炳麟・胡適・馬衡・王重民・劉国鈞などの大家を含む数多くの学者の図書・図書館理論・図書館実践・版本目録などに関する論文を掲載し、民国時期における図書館学研究の高いレベルを示した最も権威的な図書館学研究の学術刊行物である。本書は、《図書館学季刊》の完全影印本。

325758 『民国経済志八種(全3冊)』
    国家図書館出版社 2009年10月刊 予価63,000円
 本書は、民国時期の8種の経済志を影印収録する。その内訳は、主に下記の通り。一、1930年代、民国政府の建設委員会経済調査所の主宰により、浙江省の嘉興県・平湖県、江蘇省の江寧県、安徽省の歙県・休寧県・寧国県・涇県・寿県・霍邱県・六安県・合肥市・舒城県・霍山県・江寧県・当涂県・蕪湖県及び南京市で行われた大規模な経済調査の成果に基づき、編纂された《中国経済志》の各分冊。二、沈雷春・陳禾章合編の抗戦時期の経済志である《中国戦時経済志》

325777 『巫鬼与淫祀』
    晏昌貴編著 武漢大学出版社 2009年11月刊 2,572円
 本書の研究対象となる楚卜筮祭祷簡及び《日書》簡は、年代が戦国中期と晩期に集中しており、使用者の身分は、封君貴族から庶民百姓まで様々であり、当時の民間の宗教信仰が反映されたものと言える。本書は、これらの簡文の分析を通し、春秋戦国時期の楚地域における文化・社会・政治・経済の実態を論述する。《楚地出土戦国簡冊研究叢書》シリーズの1点。

325558 『弘一大師欧陽竟無蔵要合編(全28冊)』
    中国書店出版社 2008年6月刊 257,250円
 (前略)1936年、弘一大師が、泉州で入手した1万余巻の日本の大小乗律に基づき、編纂した《仏学叢刊》は、当代仏学研究に欠かせない典籍である。欧陽竟無(1871-1943)は、早年に経訓書院で程朱理学を専攻し、経・史・文学の領域で様々な研究成果を収めた学者であるが、30代の後半から仏教に改宗し、仏教学校支那内学院を創設し、仏法研究・仏典整理・仏教教育に尽力した...(続き)


325599 『中国紋様全集(全4巻)』
    呉山 編著/呉山、陸曄、陸原 絵 山東美術出版社 2009年6月刊 19,950円
 本書は、300余幅のカラー図版及び2万余幅の単色図版を用い、新石器時代から清代にかかる各時代の伝統的な紋様の形成・変遷・盛衰・涵義・図案構成・色彩運用・装飾技法・紋飾運用及びそれぞれの風格特徴を詳しく論述する。

325608 『民国時期湘西苗族調査実録(全8巻・10冊)』
    石啓貴編著 民族出版社 2009年9月刊 63,000円
 本書は、早期の民族学者であり、苗族研究の先駆者でもある石啓貴(1896-1959)が、1930年代に湘西苗族地区で行った現地調査の成果を記録したものであり、椎牛巻・椎猪巻・接龍巻・祭日月神巻・祭祀神辞訳巻・還儺願巻・文学巻・習俗巻から構成される。内容の大半を占める祭祀辞は、原文・国際音標・苗文・漢文直訳・漢文意訳の順に配列されている。

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