2009年12月28日月曜日
『中国哲学研究 第24号』~佐藤慎一教授退職記念特集~
『中国哲学研究 第24号』
東京大学中国哲学研究会 2009年11月 2,625円
《 目 次 》
〔東京大学文学部最終講義〕
[佐藤 慎一] 歴史の変革と歴史学の変革 ―中国史解釈をめぐる民国期の論争について―
〈佐藤慎一教授の略歴と主要著作目録〉
[伊東 貴之] 中国近世思想史における個と共同性・公共性
[恩田 裕正] 『朱子語類』巻八「総論為学之方」篇訳注(一) 1~13条
[廣瀬 玲子] 誰も死なない ―元雑劇「留鞋記」試論―
[林 文孝] 耿極『王制管窺』の封建論
[新田 元規] 中国礼法の身分的性格について ―瞿同祖『中国法律与中国社会』を手がかりとして―
[陳 捷] 幕末における日中民間交流の一例 ―知られざる日本人八戸弘光について―
[石川 洋] アナキストと歴史 ―李石曽・劉師培・師復―
[竹元 規人] 顧頡剛、傅斯年の中国上古史研究と民族論・疆域論
[志野 好伸] 哲学の境界画定 ―近代中国におけるベルクソン受容の一例―
[森川 裕貫] 『太平洋』雑誌と和平の追求 ―五四前後における国内秩序論と国際秩序論―
[小野寺 史郎] 近代中国の国歌問題 ―清末から北京政府期を中心に―
[川尻 文彦] 梁啓超の政治学 ―明治日本の国家学とブルンチュリの受容を中心に―
[高柳 信夫] 「清末啓蒙思想」の“その後” ―厳復・梁啓超を中心として―
[藤井 隆] 梁啓超の〈自由〉観再考
[小野 泰教] 陳宝箴と黄遵憲の官僚制観 ―湖南変法運動の諸相―
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