2009年12月3日木曜日

速報[12月3日③]~これから入荷・発売する本

 
324949 『民国時期関税史料之一:修改税則始末記(全2巻)』
    李景銘編 中国海関出版社 2009年9月刊 B5 精 53,760円
 近代中国海関の関税決定権は、開港以降の数十年にわたって列強に握られていた。第一次世界大戦中、中国の対ドイツ宣戦につれて、中国が自主的に税則を改正することがようやくできるようになった。当時の修改税則委員会副主任李景銘が著述した《修改税則始末記》は、税則改定の全過程、6回にわたって提出された関税修正案の内容、英・米・ロシアなどが税則改定に対して取った態度などを記述し、...(続き)

324950 『民国時期関税史料之二:中国関税史』
    中国海関出版社 2009年9月刊 30,450円
 1929年に刊行された経済学者陳向元の著述《中国関税史》は、中国関税史研究の草分け的な存在であり、その内容は、秦漢時代における中国古代の海上航路の開通や対外貿易の発展、早期関税制度の形成……(中略)……、中日戦争に関わる外債と関税など広範囲にわたり、史料価値が極めて高い。本書は、《中国関税史》の完全影印本。《中国旧海関稀見文献全編》シリーズの1点。

324951 『民国時期関税史料之三:中国関税史料(全2巻)』
    中国海関出版社 2009年9月刊 53,760円
 《中国関税史料》は、18の編に分けて、民国元年(1911年)から民国18年(1929年)9月までに発行された170余種の学術誌に掲載された中国の関税に関する史料・論文・記事を収録する。...(続き)

324952 『民国時期関税史料之四:関税紀実(全2巻)』
    中国海関出版社 2009年9月刊 57,960円
 民国初頭、政局の不安定及び財政の混乱により、正常な関税徴収や備蓄が困難を極めており、民国政府は、様々な政策を打ち出し、難局の打開に躍起となった。民国25年(1935年)、海関総税務司により編纂・刊行された《関税紀実》は、「関税徴収、存放、匯解与分配」「従関税内優先開支的専案」「以関税為担保的各項外債」「庚子賠款」「以取消的庚子賠款為担保的内債」「北京政府所発行的各種内債」「国民政府発行内債的情況」など7つの部分に分けて、民国元年から民国23年までの関税の実態及び関係する政策や措置を記述した史料を収録する。...(続き)

324770 『陳去病全集(全6冊)』
    上海古籍出版社 2009年10月刊 19,950円
 1909年11月13日、同盟会の会員陳去病・高旭・柳亜子などの呼びかけで創立された文学団体南社は、その後、宋教仁・蘇曼殊・馬君武・陳其美など著名な革命家・文学者の参加により、数多くの専制統治批判の詩歌や論文を発表し、一時的には数千人のメンバーを有し、清末民初の文壇に極めて大きな影響をもたらした。本書は、《浩歌堂詩鈔》《浩歌堂詩続鈔》《巣南詩話》《詩学綱要》《辞賦学綱要》《病倩詞》《笠沢詞征》《呉江詩録》及び記史・記伝集・序跋集・啓箋集など、南社の創立者の一人である陳去病の全作品を網羅し、陳去病研究及び南社研究に貴重な資料を提供する。

0 件のコメント: