2009年12月3日木曜日

速報[12月3日⑦]~これから入荷・発売する本


324779 『燕京大学学術期刊匯編・社会学巻(全6冊)』
    国家図書館出版社 2009年11月刊 117,600円
 燕京大学は、民国時期における最も優秀な大学の一つである。燕京大学社会学会により創刊された《社会学界》《燕京社会科学》は、梁啓超・梁漱溟・許地山・馮友蘭・李景漢・許仕廉・呉文藻・雷潔群など大家の論文を数多く掲載し、...(続き)

324769 『新定九宮大成南北詞宮譜訳注(全9冊)』
    王正来編 中文大学出版社 2009年刊 62,370円
 乾隆11年(1746年)に刊行された《九宮大成南北詞宮譜》は、乾隆6年(1742年)に設立された音楽関係の機構「《律呂正義》後編館」の樂工たちが、「工尺譜」という独特の楽譜を用い、記録した4,400余首の唐宋詞・宋元諸宮調・元明散曲・南戯・雑戯の旋律を収載する。「歴代声楽総集」「民間俗樂大全」と評価されているが、...(続き)

324926 『陝北出土青銅器(全5冊)』
    曹瑋主編 巴蜀書社 2009年12月刊 予価84,000円
 古代の陝北地区は、中原文明と北方遊牧文明の混在するところであったため、出土された青銅器にもその特徴が見られる。《周原出土青銅器》と《漢中出土商代青銅器》に続いて刊行される本書は、多くの写真や図表及び中英対照の説明文を用い、靖辺県庫房で見つけられた鉄鍑を含む陝北地区の古代青銅器870件を、年代順に収録し、商代から漢代までの陝北地区における政治・経済・宗教・礼儀制度・対外関係の研究に貴重な一次資料を提供する。...(続き)

324846 『秦始皇陵兵馬俑二号坑発掘報告(第一分冊)』
    秦始皇兵馬俑博物館編著 科学出版社 2009年1月刊 12,600円
 近年、秦始皇陵兵馬俑二号坑に対し行われた大規模な考古発掘調査は、多くの成果を収め、世界中の考古学界の注目を集めている。その発掘報告集である本書は、...(続き)

324828 『世界人名地名訳名注解手冊』
    張力主編 旅游教育出版社 2009年9月刊 6,247円
 本手冊は、約28,000の詞条と約30,000の釈義を用い、世界の各大洲・国家(地区)・首都(首府)・州(省、郡)・城市・城鎮・村庄・島嶼・山脈・海洋・河川の名称及び政治・軍事・経済・文化・歴史及び古代ギリシャ神話や古代ローマ神話の人物の名前の訳名を収録する。地名と人名の訳名を一緒に排列し、詞条に国際音標を振り、簡明な注釈を付け、英漢・漢英対照の検索を付けたのが、本手冊の主な特徴と言える。

324865 『陳寅恪集(全14冊)』
    陳寅恪著 三聯書店 2009年9月刊 41,895円
 本書は、《寒柳堂集》《金明館叢稿初編》《金明館叢稿二編》《隋唐制度淵源略論稿》《唐代政治史述論稿》《元白詩箋証稿》《柳如是別伝》《詩集附唐貫詩存》《書信集》《読書札記一集》《読書札記二集》《読書札記三集》《講義及雑稿》の13点・14冊に分け、陳寅恪の著述を網羅する。

324815 『西路軍公報(全6冊)』
    全国図書館文献縮微複製中心 2009年11月刊 126,000円
 1930年代初頭、湖北・河南・安徽の一部を割拠する共産党の「鄂豫皖蘇区」は、江西の「中央蘇区」に次ぐ根拠地である。1930年と1931年、中原地区の軍閥混戦に勝利を収めた蒋介石は、「鄂豫皖蘇区」に対し、3回にわたって、大規模な「囲剿」(掃討作戦)を行ったが、いずれも失敗に終わった。翌年、蒋介石が自ら総司令に成り、中央軍を主力とする「東路軍」及び総指揮湖南軍閥何鍵が率いる約10万人の鄂軍・湘軍・川軍から成る「西路軍」を編成し、第4回の「囲剿」に踏み切った。...(続き)

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